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伊根町の水産をとりまく状況

 本町の漁業は、伊根、新井、泊、浦島、本庄の5漁港を拠点にして、水産会社の自営による大型定置網漁のほか、個人による一本釣、延縄漁、刺網、採介藻などが営まれています。平成27年の総水揚は2,708トンで、京都府下で水揚げされる水産物の約25%を占めています。産業立地に恵まれない本町にあっては漁業が基幹的産業となり、地域における雇用の中心を担っています。


 近年、京都府域においても漁獲量の減少、魚価の低迷により、経営の先行が不透明なこと等もあり、地域の若者は漁業から離れ、漁業者の高齢化、担い手不足が問題となっています。特に個人漁業では、この問題が顕著であり、早急な担い手対策が必要となっています。
 

 地域において水産物を安定供給することは漁業の果たすべき大きな役割ですが、豊かな海が与えてくれる恩恵を生業と成す漁業の持つ可能性は大きく、水産物の生産効率と漁業所得の向上を図り、若年漁業従事者の定着、定住が強く求められています。
 

 伊根町では、計画的な漁場造成や種苗放流により資源の安定化を図りつつ、魚類や貝類の養殖など安定供給と安定収入が可能な漁業や、漁獲物の2次加工品をはじめ6次産業化を推進し、また、漁業後継者の育成確保にも力を入れ、魅力ある漁業と漁村の確立を目指すとともに、永続的な地域の維持発展を推進しています。