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更新日:2022年12月20日

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町議会のしくみ『子ども向け町議会ガイド』
国に国会があるように、伊根町には 伊根町議会があります。全国のほかの市、町、村にもそれぞれ議会があります。このページを入り口として、伊根町議会のいろいろなことを学んでください。

町議会のしくみ

伊根町のまちをより暮らしやすくするにはどうしたらいいか。それはクラスのことをクラス全員できめるように、伊根町に住んでいる人みんなで意見(いけん)を出し合って考えるのが一番いいことです。 しかし、2000人もいる伊根町の人全員が集まることはできませんし、意見(いけん)もまとめられないでしょう。
そこで、選挙(せんきょ)によって町民の中から代表者(だいひょうしゃ)をえらび、会議(かいぎ)を開いて話し合い、いろんなことをきめます。その代表者(だいひょうしゃ)が「町議会議員(ちょうぎかいぎいん)」や「町長(ちょうちょう)」で、その話し合いをする場が「議会(ぎかい)」です。
みんなの代表者(だいひょうしゃ)である町議会議員(ちょうぎかいぎいん)や町長(ちょうちょう)は、それぞれのたちばで協力(きょうりょく)し合って、住みやすいまちをつくるために努力をしています。

町議会(ちょうぎかい)のしごと

町民にかわって、みなさんの要望(ようぼう)や意見(いけん)を、町の仕事(しごと)にはんえいさせる仕事(しごと)をしています。
たとえば…

町のきまり(条例)を決めたり、あらためたりします。
町のお金をどのように使うか(予算(よさん))を決めます
町のお金が正しく使われているか、町の仕事(しごと)が正しくおこなわれているかをしらべます。
国(くに)や京都府などにたいして、「こうしてほしい」という意見(いけん)を言ったりします

本会議(ほんかいぎ)

議員全員(ぎいんぜんいん)があつまって話し合う会議(かいぎ)を「本会議(ほんかいぎ)」といいます。 伊根町のきまり(条例)で、1年に4回(3月、6月、9月、12月)開くことになっています。これを「定例会(ていれいかい)」といいます。また、いそいで決めるべきことがあるときも本会議(ほんかいぎ)を開くことができます。これを「臨時会(りんじかい)」といいます。
定例会(ていれいかい)も臨時会(りんじかい)も町長(ちょうちょう)が町議会議員(ちょうぎかいぎいん)を集めて会議を開きます。

委員会(いいんかい)

決められた人数の町議会議員が出席(しゅっせき)する会議です。町の決まりごとを決めるのに議員全員(ぎいんぜんいん)が本会議(ほんかいぎ)で一度にすべてを話し合うと、時間がかかってしまいます。
そこで、効率的(こうりつてき)に会議を進めるため、話し合う内容によって議員をグループにわけて、くわしく話し合いをする会議を「委員会(いいんかい)」といいます。
委員会で決まったことは、すべて本会議で報告(ほうこく)され、本会議で最終的(さいしゅうてき)に決めることになっています。
議員は必(かなら)ず、どれかの委員会に入ることになっています。

町議会議員(ちょうぎかいぎいん)

町民の代表者〔町議会議員(ちょうぎかいぎいん)や町長(ちょうちょう)〕を決めるのには、選挙(せんきょ)で投票(とうひょう)してえらびます。
18歳(さい)以上の日本国民(にほんこくみん)で、ひきつづき3ヶ月以上伊根町に住所があれば、選挙で投票することができます。
また、25歳(さい)になれば、町議会議員や町長の選挙に立候補(りっこうほ)することができます。

町議会議員(ちょうぎかいぎいん)の人数(にんずう)と任期(にんき)

選挙でえらばれたあと、議員として活動(かつどう)できる期間は4年間です。 議員の人数は、条例(じょうれい)で決められており、伊根町の場合(ばあい)は9人になっています。

議長(ぎちょう)と副議長(ふくぎちょう)

年4回の定例会(ていれいかい)の期間(きかん)はかぎられています。話し合いをスムーズにすすめるために、議員の中から代表者(だいひょうしゃ)をえらび進行役(しんこうやく)をしてもらいます。これが「議長(ぎちょう)」です。
議員の意見をまとめたり、町議会を代表していろいろな会議や行事に出席したりします。
また、議長が病気や出張などでいないときに、議長のかわりをするためにえらばれている人が「副議長(ふくぎちょう)」です。

議案(ぎあん)の提出(ていしゅつ)

町長(ちょうちょう)や 議員(ぎいん)が 予算(よさん)や 条例(じょうれい)などの 案(あん)を提出(ていしゅつ)する

どんなふうに会議(かいぎ)をするの?

本会議

提案説明(ていあんせつめい)
なぜその議案(ぎあん)を出したのか町長(ちょうちょう)が説明(せつめい)

質問(しつもん)・答弁(とうべん)
提出された議案(ぎあん)や町がおこなっている仕事(しごと)について議員(ぎいん)が質問(しつもん)して、町長(ちょうちょう)や町職員(ちょうしょくいん)が答える

採決(さいけつ)
議案(ぎあん)に賛成(さんせい)か反対(はんたい)かを多数決(たすうけつ)で決める

議会(ぎかい)で決まったことをもとに町が仕事(しごと)をすすめる

特別委員会(とくべついいんかい)

「特別委員会(とくべついいんかい)」は、特に重要(じゅうよう)な決まりごとを決めるときに、つくられる委員会です。

「議会運営委員会(ぎかいうんえいいいんかい)」は、会議の進め方や会議の日程(にってい)などを話し合う委員会です。

全員協議会(ぜんいんきょうぎかい)

正式なものごとを決める会議ではありませんが、町議会議員全員(ちょうぎかいぎいんぜんいん)にお知らせしたいことがある場合に開かれる会議です。

傍聴(ぼうちょう)

町議会の本会議(ほんかいぎ)は公開(こうかい)されていますので、どなたでも本会議を見ること「傍聴(ぼうちょう)」ができます。(小学生のみなさまは、基本的(きほんてき)には傍聴(ぼうちょう)ができませんが、議長の許可(きょか)をもらえば見ることができます。)

傍聴席(ぼうちょうせき)の定員(ていいん)は10人です。本会議を見たいときは、傍聴席入口(ぼうちょうせきいりぐち)に用意(ようい)してある用紙(ようし)に住所(じゅうしょ)と名前(なまえ)と年齢(ねんれい)を書いてください。