浦島漁港

更新日:2022年12月20日

ページID : 0873
緑の山と青い海が広がり、山の麓の漁港近くに家々が並び、漁港からは堤防が伸びている浦島漁港の航空写真

漁港指定

第2種(昭和28年2月12日指定)

所在地

京都府与謝郡伊根町字本庄浜

管理者

伊根町

関係漁協

京都府漁業協同組合

主な海産物

たい、あまだい、めばる類、さざえ、わかめ

平成27年の漁船隻数

  • 1トン未満 20
  • 1トン~3トン未満 4

合計 24

概要

 丹後半島の北東部、本庄浜地区にあり二級河川「筒川」の河口に形成された漁港です。名称の「浦島」は、日本で最も古い歴史書「日本書紀」に登場する起源の最も古い「浦島太郎」の伝承が残る地域であるためで、漁港からは、かつて浦島太郎が釣りをしたという鯛釣島が望める風光明媚な地区です。1キロメートルほどの内陸部にある浦嶋神社は浦島太郎を祀るよう時の天皇により創建され、地域には太郎の両親を祀る神社をはじめ、所縁の史跡が多数存在しています。

河口には砂浜が広がり、夏季には海水浴客で賑わいます。サザエやワカメ等の採介藻を中心に、釣漁業やたこつぼなども行われています。

 荒天時の波浪は、町内では最大級。高い防波堤と大きな消波ブロックにより港内の静穏度を保ちます。

海に防波堤が伸びている写真

陸側より見た東防波堤

テトラポッドが沢山置かれている海側から見た東防波堤の写真

海側から見た東防波堤

 また本庄浜集落においては「漁業集落環境整備事業」により、 漁業集落排水施設(下水道、側溝)、防災安全施設等の整備が完了しており、以前より生活環境が改善されています。

建物前に門とゲートがある本庄浜排水処理施設の外観写真

本庄浜排水処理施設