「夏のDigi田甲子園」の本戦出場

更新日:2022年12月20日

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「夏のDigi田甲子園」とは

デジタル技術を活用して、地域課題の解決、魅力向上、住民の暮らしの利便性の向上や地域の産業振興などにつなげる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けた取組の一環として、本構想の実現に向けた地域の取組を広く募集し、特に優れた取組やアイデアを総理大臣が表彰するものです。

令和4年夏に「夏のDigi田甲子園」の京都府地区予選が行われ、伊根町の「いねばん×いねタク~行政情報配信システムを活用したドアツードアのオンデマンド交通~」の取組が、京都府の代表として選ばれ、本戦へ出場しました。

都道府県代表の取組やアイデアの中から特に優れた取組を決定する本選は、専用サイトへ紹介動画が掲載され、「国民の皆さんのインターネット投票」と「有識者による審査」によって受賞団体が決定されます。

残念ながら、伊根町の取組みは表彰されませんでしたが、引き続きデジタル技術を活用した、地域課題の解決や産業振興など、地域の活性化へ取り組んでいきます。

いねばん×いねタク
~行政情報配信システムを活用したドアツードアのオンデマンド交通~

伊根町では、防災関連・暮らしの情報など暮らしに必要な情報を誰もが等しく取得できる行政情報配信システム(いねばん)を導入し、府内で唯一、町内の全世帯にタブレット端末を配備しており、このいねばんを活用した、ドアツードアのオンデマンド交通(いねタク)に取り組んでいます。

いねばんは、住民情報を符号化した世帯管理システムと連携し、端末の世帯配備の状況も把握できる全国で初の取組みです。

このいねばんに搭載する予約アプリを開発し、さらに地域公共交通で使用する車両に電気自動車(EV)を採用し、デジタル技術の活用と環境にやさしい運行体制を整え、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。